【インタビュー】株式会社カノアホールディングス  飯生社長

株式会社カノアホールディングスの社長を直撃インタビュー。

美容エステ・不動産などの幅広い事業を展開する若き社長

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〈聞き手=瀧元駿来(起業ステーション編集長)
事業内容
ライター
飯生社長の事業内容を教えてください。
飯生社長
グループ会社を経営しています。9社の会社がグループに入っており、内部統制事業、人材紹介事業、美容エステサロン事業、不動産事業、高級車ディーラー事業、メーカー事業、IT事業、メタバース事業、総合コンサルティング事業などと幅広く事業展開しています。
ライター
9社も経営されているのですね!(笑)それは凄すぎます。最初に始めた事業はどのような事業になりますか?
飯生社長
はい!最初は代行業務事業で起業しました。高校生時代に代行業務事業を始めて、大学時代に株式会社カノアホールディングスとは別の株式会社を設立しました。
ライター
高校生の時から事業をスタートさせているんですね(笑)そんな高校生いますか(笑)私の高校時代は、カラオケをしたりして遊んでいた記憶しかないです。飯生社長の起業の道のりがすごく気になります。
起業への道のり
ライター
飯生社長が起業するまでの道のりを教えてください。
飯生社長
はい!小学、中学校はすごく暗いような学校生活を送っていました。教室でも特に誰かと話すことはなく、静かに本を読んで過ごすような学校生活でした。
ライター
そうなのですね!私の勝手なイメージで、飯生社長はすごく派手な学校生活を送っているイメージでした。とても意外です。
飯生社長
それはよく言われます。やっぱり意外でしたかね。
ライター
本当に意外です。中学で業務代行の事業を始めたと言ってましたが、中学生で起業を考えるようになったキッカケはなんだったのですか?
飯生社長
キッカケですね!私の父親が運送会社を経営しており、私の家系のほとんどが起業家だったので、起業という選択肢がとても身近だったことです。
ライター
なるほどです。飯生一族は起業家一族なのですね(笑)中学校で最初に選んだのは業務代行事業だと言ってましたが、なぜ業務代行事業を選んだのですか?
飯生社長
業務代行事業を選んだ理由は、消去法です。当時の自分が社長向けにできる事業がそのくらいしかなかったからです。
ライター
なるほどです。消去法で代行業務の事業を選んだというわけなのですね。そこからどのようにクライアントを増やしたり、売り上げを上げていったのですか?
飯生社長
そうですね。学校の昼休みなどはとても暇だったので、事業計画書を書いたりしていました。その事業計画書をいろんな社長のところに持っていき、社長とのパイプを作っていました。会ってくださった社長が他の社長さんを紹介してくれるという機会も多かったです。まだ若かった私にいろんなチャンスをくださった社長のみなさんには本当に感謝をしています。
ライター
学校の昼休みに事業計画書を書いている、中学生っています(笑)とても面白い起業の道のりを聞かせていただきありがとうございます。もっと深く聞きたいですが、次の質問に移らせてください。
起業での苦労や葛藤
ライター
飯生社長が起業する上で大変だったことはありますか?
飯生社長
そうですね!まずは何と言っても「会社のお金を持ち逃げされてしまった」という仲間内の事件です(笑)
ライター
おお!起業ドラマのような苦労をされてますね(汗)差し支えなければ詳しくお聞きしたいです。
飯生社長
会社を経営していく上で、自分の選択肢や会社のメンバーの選択肢を広げるために、会社のメンバーに任せるようにしています。会社の経営面を任せすぎた上に、会社のお金を持ち逃げされてしまったという事件です(笑)
ライター
それは大変な経験をされましたね。その経験をしてから、会社の経営を任せる人はどのように選ぶように変わりましたか?
飯生社長
そうですね!上下関係など関係なく、間違っていることに対してしっかり自分の意見を言える人材に会社を任せるようにしてます。そのような基準にしてからは、大きな事件もなく会社経営ができています。お互いに喧嘩できない関係は、お互いに信用できていない証拠だと思っています。自分の意見が言えないと、仕事をやらされている状態になってしまうので、言い合いになるくらい自分の意見が言える人材がちょうど良いと思っています。
ライター
なるほどです!他にも飯生社長の苦労や失敗談をお聞きしたいのですが、他にもあれば教えてください。
飯生社長 
あとは、「会社の組織がビジネスライクな関係になってしまった」ことがあります。それが自分の中では、組織的な失敗だったと思っています。
ライター
組織的な失敗ですか!詳しく知りたいです。
飯生社長 
大学を卒業してから、10人で立ち上げた上場会社の監査をする会社があります。初年度で1億円を売り上げ、3年後には6億円の売り上げ規模になりました。
ライター
3年で6億円の会社規模ですか!すごい規模と驚異的な事業スピードにビックリです(笑)それだけ業績が出ていれば会社的にも、組織的にも成功している方だと思いますが、どこが組織的な失敗だったのですか?
飯生社長 
たしかに、業績だけをみれば凄いですけど、組織関係といった会社内部を見ると失敗しています。上場企業の監査という事業形態もあり、会計士さんなどの優秀な人材や即戦力人材を採用していかないといけません。即戦力を取るために、ヘッドハンディングで採用した結果…すごくビジネスライクの会社で、笑のない会社になってしまいました。心が通ってない会社で、信用しているようで信用してないような組織関係になってしまいました。私は一緒に働く人を一番に大切にしています。なので、これは自分が描いている、会社像とは大きく異なっているので失敗だったと思っています。
起業のアドバイス
ライター
これから起業したいと想う人に向けて、何かアドバイスをいただけないでしょうか?
飯生社長
そうですね!①情報を生かすためにリスクを取る②コツコツやる③人との繋がりが大切」この3点ですかね!
ライター
おお!一つ一つ教えていただけると助かります。
飯生社長
是非是非。①情報を生かすためにリスクを取るから説明します。情報化社会と言われるほど、この世の中は情報で溢れているので、儲かる情報は取りに行こうと思えばいくらでも手に入る時代だと思っています。その儲かるを生かすために、どれだけリスクを取れるかが起業をする上で大切だと思います。
ライター
飯生社長のおっしゃる通りだと思います。たしかに、この世の中は情報がありふれてますよね。良い情報も使わなければ、価値を発揮しない。本当にその通りだと思います。2つ目も教えていただけると幸いです。
飯生社長
次は②コツコツやるという部分ですね。9社も経営していると、「私のポテンシャルが高いからできている。飯生社長だからできている。」とまわりから言われることがあります。ですが、私は元々のポテンシャルは決して高いとは言えません。9社経営するまで至ったことも、コツコツ続けてきたからだと思っています。自分よりすごい人は探せばいくらでも出てきて、切りがないです。まわりと比べるのではなく自分自身と向き合って、コツコツ続けることが起業をする上で大切だと思っています。
ライター
今でこそすごい事業をたくさん展開している飯生社長も、最初はコツコツ続けていたわけなのですね。最後の3つ目を教えていただけますでしょうか。
飯生社長
最後の3つ目は人との繋がりが大切という点です。私自身がたくさんの会社経営ができているのも、会社を動かしてくれる幹部のメンバーや従業員、私をサポートしてくださった多くの経営者のおかげです。本当に人の繋がりあってこその今の自分だと思っています。これから起業に挑戦していくみなさんは、より一層に人との繋がりを大切にしてほしいです。頑張ってください!応援しています。
〈取材・文=瀧元駿来/撮影=瀧元駿来〉
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